2015/07/22

PP mobler 工房見学1

オープンからの主力商品 PP mobler へ2度目の工房見学に行ってまいりました。 PPモブラーは ウェグナーの作品を最も多く手掛ける工房で、コペンハーゲン北部の静かな住宅街にあります。



木材は主にデンマーク本国とドイツ北部のものが使われ、自然乾燥の後、工房内で更に含水率 6% まで人工的に乾燥させています。他の家具メーカーは 8% が一般的でこの 2% の差は非常に大きく、木の狂いや反りを防ぐとともに完成後の家具にも大きく影響します。    




ウェグナーが生涯最後にデザインしたダイニングチェアPP58・68。


PPのベストセラー商品ということもあり、工房内の一角は製作途中のチェアとパーツが数多く積み上げらています。その中でも笠木(背もたれ)は完成品からは想像もつかないほどの太い無垢材が使われ、スチームで曲げられた後、*CNCにより大方の形まで削られます。 *コンピュータプログラムにより素材を削る機械。

ここからはベルトサンダーなどで職人の手により、最終的な仕上げをしていきます。





そして他のパーツと組み合わされ、PP68はペーパーコードを編み込んだ後に笠木が接着されます。




工房内の別の場所ではPP505 Cow Horn チェアの笠木の接着作業が行われていました。PP58・68チェアとの大きな違いは木材をスチームで曲げるのでなく、コピー機とよばれる複製ろくろ機を用い型に合わせ削り出されています。このチェアの意匠でもある背中のフィンガージョイントは、精密に削り出された左右のパーツをジョイント部分にローズウッドを挟み接着されます。

このような工程と職人の手による細かい作業が価格に反映されているのでしょう。






PP701

PP130 Circle Chair


2へつづく 。http://klartshop.blogspot.jp/2015/08/pp-mobler-2.html




7月の休み
14(火)、21(火)、水

klart

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